母に介護脱毛を相談された時、私は最初反対でした。
しかし母の話を聞いて、娘としてできることは何かを考え
最終的にはこうやってネットでブログを書いて
同じように悩む方に情報を提供するまでになりました。
正直言って、今でもまだ母が介護されるという実感は湧きませんし
母自身もまだ全然元気です。
しかし、そうでなくなってからでは意味がないのです。
いつか来るかもしれないその日のために、
娘ができることについて今回は書いてみます。
また、重要な記事にぱっと飛べるようなハブ的役割もありますので
気になった記事は読んでみて下さいね。
親の介護脱毛において、娘ができること
今回母に介護脱毛について相談されて、
まず私が行ったことは情報収集です。
「まだ介護のことなんて考えなくていいじゃん」
「脱毛って若い人がすることでしょ」
「お金も時間も相当かかるんじゃないの?」
「そんなことより他にするべきことがあるのでは」
と言いかけましたが一旦思いとどまって、
母に何となく“介護脱毛って何?”という部分を聞きました。
しかし詳しい情報については当然母も知らず
まずは介護脱毛について調べてみることにしたのです。
その結果介護脱毛についての知識だけでなく
今の日本における介護を取り巻く状況を知り、
衝撃を受けました。
今までは全く意識の外にあった「介護」というものが
すごく身近なものとして迫ってきて、正直ぞっとしました。
しかしそれと同時に、母の気持ちを尊重したいという思いも生まれ
介護脱毛についてさらに調べを進めました。
どこで脱毛するべきか、どのプランで契約するか等を詳しく調べ
母と何度も話をしました。
脱毛サロンやクリニックごとにサイトがあり、
それぞれプランがたくさんあるのでかなり時間はかかりましたが・・・
そして無料のカウンセリングを一緒に受けに行ったり
説明を聞いたりして、最終的にクリニックを決定しました。
さすがに施術は母ひとりでしたが、それまでの過程は
ほぼ私も一緒に行いました。
ですので、娘の私が行ったことは
情報収集から比較検討、施術直前までできるだけ
母と同じように知り、行動することです。
娘が母の介護脱毛をサポートする意味は
「娘がそこまでしなくても・・・」「母親一人でいいのでは」
「さすがにやりすぎ」と思われる方もいるでしょうし
それはもっともな意見だと思います。
ただ、娘である私は今後母の介護をすることになる可能性があり、
そう考えると当然介護に関する知識は多いほうがいいわけです。
今回介護脱毛について調べたり実際に話を聞いたりしたことで
かなり知識は深まりましたし、
話し合うことで母の心の中も分かりました。
ですので、娘が母の介護脱毛の情報収集だけでなく
クリニックの選定に関する話し合い、はては一緒についていくなんていう
過保護とも言えるほどの行動は間違っていなかったと思います。
介護脱毛は娘のため?
そして何より、介護というものが少しずつ迫ってきているかもしれない
ということを考えると
こういうことは今しかできないという結論になったからです。
母がしたいことができるのも、
娘が母と一緒にこんな風にしていられるのも
あとわずかなのかもしれないのです。
ですから、今回母のために色々なことを調べたり
沢山話をしたり一緒に出かけたりしてよかったと思っていますし
母が「自分のため」に行動したことを嬉しく思っています。
介護脱毛は、介護される時のことを考えて
相手にできるだけ負担を与えないようにするためという考えが
一般的です。
つまり、自宅介護になるなら娘などに
老人ホームなどの福祉施設に入所するならそのスタッフや
ヘルパーの方のために脱毛をするということです。
実際、ネットで調べている時にも娘のために、義理の娘のためにと
いう理由で介護脱毛しようとしている・介護脱毛したという
口コミは多かったです。
ですが、個人的には娘のため・スタッフやヘルパーのためは
第一の理由でなくていいと思うのです。
介護されるようになったら自分のしたいことなんて
全然できなくなります。
ボケてしまってしたいことすら分からなくなってしまうかもしれません。
それが「誰にでもありえること」だという認識ができたのも
今回のことを通してでしたし、
そうなってしまうかもしれないのなら今やりたいことをして欲しいし、
それは全部自分のためでいいと思います。
その付加価値として娘やヘルパーの負担も軽くなるというのが
理想ではないかと思っています。
母自身のため、母と娘の今しかできない経験ができたことは
とても大きな糧になったと信じています。
なんだかとりとめもない話になってしまいましたが、
何かの参考になればと思います。
少しでも興味を持って頂けたら、次の段階としてサロンに無料相談するのが
良いと思います。