介護脱毛は介護される側だけでなく
介護する介護福祉士や家族にも大きな影響を与えます。
介護される側の話や介護福祉士の話は他の記事でも色々と話していますが、
家族についてはあまり詳しく書いていませんでしたので、
今回は介護脱毛と家族についてのお話をしていきます。
介護脱毛はケアする立場の人の気持ちも軽くするというのは
これまでの記事を読んで頂ければよくわかると思いますが
具体的にどういう感じになるのかについても
何となく考えてみました。
介護脱毛は家族にどんな影響を与える？
言うまでもなく、排泄物の処理が楽というのがまず挙げられるでしょう。
私は正直母や父の排泄物を何の抵抗もなく処理したりケアしたり
できる自信は全くありません。
どうしようもなくなったら割り切ることはできるのかもしれませんが、
根底にある感情的な部分はムリだと思います。
というか、今までずっとそんなこともなく
元気にしていた身近な家族が変わり果てた姿で
言い方は悪いですが、トイレにも行けずにベッドで汚物を垂れ流すことしか
できなくなるというのは非常にダメージの大きいことです。
しかも他人の排泄物を処理しなくてはいけないというのも
かなりきついものがありますよね。
家族だから大丈夫とか介護できないなんて情がないとか
言う人もいるかもしれませんが、
個人的には血の繋がりや情など関係ないと思います。
・・・というのが介護脱毛によって楽になるというのは
やはり家族にとっては大きな変化でしょう。
さっと拭き取れて、まじまじと見る時間も少なくて、
あっちこっち拭き残しを確認しなくてもいいし、
介護されている家族が楽そうだという気持ちも出て来るはずです。
もしもムレから痒みなどがでてしまった場合でも、
薬を塗るのに毛があるのとないのでは手間や塗り残しの有無など
全く違うことは言うまでもないでしょう。
ストレスを０にはできないとしても、
これはかなり大きいというのが私の意見です。
加えて、寝たきりになればお風呂も入れないですので、
毎日体を拭く必要があるはずです。
その時にも当然介護脱毛していれば拭きやすく、
濡れたままになることもありません。
体を拭いてすっきりすると本人の気持ちも当然すっきりしますから
私も家族を介護することになれば
できるだけきれいにしてあげたいと思うでしょう。
デリケートゾーンでなくても
毛がボウボウな肌とつるつるの肌だったらどっちが拭きやすくて、
どっちがムレなくて、どっちがストレスがかからないでしょう？
最後に、美しいと思えるかどうかという部分で
本人にも家族にもかなりの違いがあると今は思います。
詳しくは下に紹介している記事の最後の方を読んで頂ければと
思うのですが、
介護はされていないもののオムツを使っている高齢者の方に
お話を聞いた時に、「最期まで少しでもきれいでいたい」という
言葉がとても心に残っています。
ずっとこれまでの人生でできていたことができなくなるのは
本人も家族も辛いですし、
特に本人はプライドをずたずたにされて生きる意思を失ってしまうことが
すごく多いようです。
介護脱毛しただけでそんなに変わるか？と思われるかもしれませんが
母の介護脱毛に付き合い色々な情報を集めたり
口コミや実際の方の話を聞いた今は「変わる」と確信しています。
何も処理していないデリケートゾーンと
お金と時間をかけて美しくしたデリケートゾーンなら
私は後者のほうが誇りを持てると思うのです。
最期まで美しく、少しでも女性らしくありたいと思う姿は
誰も馬鹿にしてはいけないと思いますし
家族としても大事な父母は介護されるようになったとしても
できるだけ昔と同じようにいてほしいはずです。
介護脱毛が全ての介護ストレスを軽減できるとは思いませんし、
介護の大変さから暴行や殺人を起こすケースや
施設でのトラブル、辛さと報酬が割に合わないなど
介護を取り巻く環境はお世辞にも良いとは言えません。
でも、だからこそ介護脱毛という1つの選択が
少しでも本人の喜びや生きる力につながるのなら
選択するべきだと考えています。
少しでも気になったというのであれば
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非常にいいことだと思いますので、ぜひ申し込んでみて下さいね。
