介護脱毛のために私の母も経験した医療用レーザーでの脱毛ですが、
とても痛かったようで、レーザーの出力レベルを
調整してもらったことは別記事にも書きました。
母のように、痛みに耐えられない場合は
担当の方に相談すればレーザーの出力レベルを
変えてくれるところもありますが、
その時にレーザーの出力レベルを下げても良いの?
効果が薄れるんじゃないの?
逆に出力レベルを上げると早く終わるの?
などという疑問がある方もいらっしゃると思います。
そこで介護脱毛の際にクリニックで使われる
医療用レーザーについて少し調べてみました。
出力レベルを上げると期間はどうなる?
介護脱毛をする際に、レーザーの出力レベルを上げた方が
短期間で脱毛効果が得られるのではないかと考える方が
いらっしゃると思います。
確かに強力なパワーのレーザーで脱毛をした方が
しっかり脱毛してくれるようなイメージがありますよね。
でもそれは間違いなのです。
出力レベルが高くなるということは、
その分肌への負担が高くなるので
火傷をしてしまうなどのリスクが高まってしまうのです。
クリニックでは、脱毛をする箇所の肌の状態や
毛の量や色の濃さなどに合わせて
レーザーの出力レベルを決めているのだそうです。
そのレベルの段階で脱毛効果が出ているのならば、
わざわざ出力のレベルを上げてもそこまで効果の違いが無いのだとか。
ですが出力を上げることで肌にトラブルが生じてしまう可能性の方が
高くなりますので、
クリニック側も必要以上の出力で施術をすることはないそうです。
出力レベルを下げると効果はどうなる?
では、逆に出力を落とした場合は大丈夫なのでしょうか。
確かにレーザーの出力を落とした場合、
施術を受けた部分の毛が抜けてこないなど
効果が薄くなる場合もあるのだと思います。
ですが、医療レーザーの出力レベルは
脱毛する箇所によって変わってきます。
ムダ毛が濃くて太く、密集している脇やVIOなどの部位は
出力レベルを低く設定してあるのだそうです。
そこから回数を重ねていくごとに出力レベルを高くしていきます。
そして照射をする前にスポット的にテスト脱毛をするそうです。
そこで肌の反応を見てレーザーの出力レベルを決めてくれますので、
基本出力が低すぎるということは無いと思います。
ですが、安いクリニックでは出力を必要以上に下げていて
効果が見られなかったという口コミもあるので、
しっかり事前確認が必要かもしれませんね。
介護脱毛の先生たちは今までの経験からどのレベルが効果的なのか、
肌への負担が少なく安全に施術ができるのか分かっています。
母の時も出力を調整してくれましたが、
回数を重ねていく内にしっかり毛が抜け、
再び生えることは今の所無いと言っていました。
クリニックの医師の方は一人一人の肌と毛の状態に合わせて
ベストの脱毛を行っているのですね。
照射回数を増やすと効果はどうなる?
では最後に回数についてです。
レーザーの出力を高くしなくても、回数を増やせば
より効果が得られるのではないかと思ってしまいますよね。
ですが、レーザーの脱毛をする回数は残念ながら決まっているのです。
体毛には毛周期と呼ばれるサイクルがあります。
成長期・退行期・休止期の3つの段階で進み、
この一定の周期で常に生え変わっています。
そして脱毛で大事なのは、
レーザー脱毛は成長期の体毛にしか効果がないということです。
完全に脱毛するためには、この毛周期に合わせて
施術を行わなければなりません。
女性の平均的な毛周期はおよそ8週間から10週間ですので、
2,3か月に一度照射するのが適当という訳ですね。
一部のサロン等では毛周期関係なく施術がすぐ終わると言った
広告も見られますが、介護脱毛という所を考えると
きちんと将来生えてこないかは疑問です。
レーザーの出力レベルや照射回数と効果について
お分かり頂けたでしょうか?
レーザー治療をするのだったら、
より効果がある方法を選びたいですよね。
ですが出力レベルについては、クリニックの医師の方たちに任せることが
より高い脱毛効果を得るための一番の近道だと思います。
VIOの脱毛は他の部分よりも痛いので、
介護脱毛をする際はしっかりクリニックと相談、
カウンセリングをすることをオススメします。