中年層の女性の間で日に日に増加している介護脱毛。
現に私の母もその言葉を知っていて、相談をされました。
介護脱毛はオムツ交換や身だしなみの手入れ等が楽になるため
介護してくれる人への心づかいから
介護される側にとって一種のエチケットのようになっているようですね。
今回は介護脱毛そのものの話ではなく、
同様に現在シニア女性に増えてきている「膣メンテ」という
ものについての話題です。
私もこちらについては全く知らず、
どういうこと？と思ったのですが、
もしかして介護脱毛のように将来のこと等に役立つかもと思って
調べてみたことをシェアしますね。
膣メンテとは何か？なぜ流行している？
まず何故膣メンテが中年層の女性に流行しているのかを調べてみましたが、
膣も肌や髪と同様に老化してくることがそもそもの原因の
ようですね。
皆さんは膣も顔や肌同様老化するというのをご存知でしたか？
膣は筋肉で支えられているので、顔同様に
たるみなどの老化現象が現れてくるそうです。
原因は、妊娠や出産、女性ホルモンの減少や
年を重ねることによるものだそうです。
妊娠や出産で膣やお腹の中の
臓器を支えている骨盤底筋が傷ついてしまうほか、
加齢によって骨盤底筋や膣を支えているあらゆる筋肉が
徐々に緩んでしまうとか。
膣の内側は粘膜細胞というものでできていて、
その粘膜細胞は女性ホルモンが少なくなると
乾燥してしまい薄くなってしまいます。
これらが原因で老化が起こってしまう訳ですが
老化することで一体どのようなことが起きてしまうのかが
気になりましたので、そのまま調べてみたのですが・・・
膣の老化によって何が起きる？
どうやら膣が老化することで膣がたれたり、
においやかゆみなどが出たりと様々なデメリットがあるようです。
膣を支えている筋肉やじん帯が老化によって緩み、
たるんでしまうと、
膣がそれにともなって裏返り外陰部から
飛び出してくることがあるそうです！
恐ろしいですね・・・。
その現象を膣脱、子宮脱というのだそうですが、
中にあるものが外に出てしまう為、
当たったり擦れたりすると痛みが出てしまいますし
それと同様に尿道や直腸も出てきてしまうことがあるようです。
また、膣脱・子宮脱が起きてしまうと、
隣にある尿道も尿を止めておけなくなってしまいやすくなるようで、
尿漏れも起きやすくなるそうです。
加えて膣の中を細菌の感染から守っている常在菌も減って、
雑菌やカビに感染してしまう可能性があります。
他にも、老人性膣炎といって、かゆみやにおいが出てきたり
性交時に痛みが出てしまったりするようです。
どうしても身体が不必要だとして変化していくことなのでしょうから
これらの問題は女性にとっては避けては通れない問題だと思います。
だからこそそうならないように膣メンテを必要としている方が
増えているというわけですね。
寿命が伸びて高齢化社会になったからこその悩みや解消法だと
言えるでしょう。
膣メンテの方法とは？
では膣メンテはいったいどのようなことをするのでしょうか。
膣はほとんどの筋肉は自分の意志で動かすことができませんが、
「骨盤底筋群」という部分だけはトレーニングすることができるらしいです。
トレーニングは尿や便を我慢するように
お尻に力を入れるというものが主流のようで、
寝たままの姿勢でも座ったままの姿勢でもできるそうですよ。
筋肉ですから使えば衰えを防げるということなのでしょうか。
他にも会陰部にオリーブオイルやマッサージ用オイルなどを塗って
会陰マッサージすることも有効なのだそうです。
そして、自己処理ではなくクリニックで
「膣引き締めレーザー」なるものでケアして貰う方法も
あるようです。
私にはしっかり読んでも今ひとつ分かりませんでしたが、
膣をレーザーで治療することによって、
膣の粘膜、粘膜下組織を引き締めてくれるというものだそうです。
このクリニックでレーザー治療という部分が
おそらく介護脱毛と似た部分があり、
そこで同時に流行ったのではと私は思っています。
何度か通わないといけませんが1度の施術時間は15分ほどで短く、
痛みも麻酔をしてくれたりするのでそんなに痛くはないと
口コミにはありました。
介護脱毛と似た点が色々あるようですね。
この膣メンテは閉経前後、
アラフィフが一番効果が分かりやすいそうなので、
母のような中年層の女性もレーザー治療を行っている方が
多いのだそうです。
おそらく、いつまでも美しくいたいという気持ちだけでなく
将来ケアしてくれる方への配慮という
介護脱毛と同じ動機によるものなのではないかと私は考えています。
介護脱毛もそうですが、膣メンテによる下半身のケアは
介護を見据えた上で大事なことになりつつあるのかもしれません。
膣メンテに関しては私もまだまだ全然知らないことだらけなので、
もし、レーザー治療を希望している、あるいはよく知りたいという方は
クリニックに相談をされるのが1番だと思います。
